30歳目前での妊娠…
若かりし頃の私は、女性として生まれたからには
大好きな人と結婚して、ウェディングドレスをきて結婚式の主役になり、
子供と産んで、幸せな家庭を築くことを夢見ていました。
人生そう思い通りにはいかないですよね。
社会人になってしばらくして出会った年上の元夫。
元夫と付き合って2年半の頃、息子を授かりました。
出産と憧れの結婚生活
妊娠をきっかけに籍を入れ結婚。
当時一人暮らしだった私は妊娠を機に一旦実家に戻り、
元夫は就職についたばかりでしばらくは離れて暮らしていました。
産休まで仕事をさせてもらって色々ありましたが無事出産。
産後1か月までは実家で過ごして、その後元夫と一緒に暮らし始めました。
夢に見た結婚生活だったはず。
産休中の私は慣れない土地で元夫が帰ってくるまで息子との時間を過ごしました。
産後に結婚式を予定していたので、家にいる間は慣れない育児と結婚式の準備を進めました。
家事が得意ではない私は、なんとか育児と家事をしていましたが、
仕事を終えて帰ってきて楽しそうに仕事の話ばかりする元夫に苛立つことも増え、
結婚式の準備で喧嘩することが増えてきました。
度重なる喧嘩。離婚に向けてカウントダウン
喧嘩、仲直りを繰り返し、なんとか結婚式を終え、
自分や相手の周りの人にたくさん祝福してもらいました。
でもやはり、度重なる喧嘩で二人の間にどんどん溝ができ、
元夫は仕事が終わって帰る場所で心が休まらないことで飲み歩くようになりました。
挙句の果てには朝帰りも。
私も良くなかったのですが、あの頃は相手を信じることができず、
元夫の同僚にまで嫉妬してしまい、それをきっかけにさらに喧嘩。
息子の前で喧嘩することがどんどん増え、気づけば実家に帰る機会が増えていました。
そんなある日、元夫の浮気を見つけてしまい、プツンと私の気持ちの意図が切れてしまいました。
シングルマザーになる決意。
浮気を見つけた瞬間に気持ちの糸が切れた私は、
結婚指輪を置いて、息子を連れて市役所にそのまま足を運び、離婚届をもらい
書置きを残して持てる限りの荷物を持って実家に戻りました。
何度も喧嘩して何度も泣いて、1歳になる前の息子の前で
笑顔でいられないことがどれほど悔しいか。
自分の勝手で息子からお父さんの存在をなくしていいのか。
ぎりぎりまで考えましたが、喧嘩や泣いてばかりの親と無理していることと
母だけでも一緒に楽しく笑顔で過ごしていきたい、そう強く思った私は離婚を決意しました。
結婚式で祝ってくれたたくさんの方には大変申し訳ない結果となってしまいましたが
その決断に後悔はありません。
私と同じ境遇で離婚しない人もきっといると思います。
でも自分の生き方に後悔したくないので、不安はたくさんありますが、
今幸せに息子と過ごせているので満足しています。
離婚届提出後…
色々と揉めながらも、念のための取り決めとして公正証書をしっかりと作成し、
離婚届を提出しに市役所にいきました。
離婚届提出後の空はびっくりするほどすがすがしく青い空でした。笑
今、離婚に悩んでいる方も、不安なこと、たくさんあると思いますが
覚悟ができていれば人間どうにでもやっていけます。
変なプライドや周りの目が邪魔してしまうこともあると思いますが
自分の人生なので生かすも殺すも自分次第かと。
私もまだまだこの先、たくさんの壁が立ちはだかっているのは間違いないのですが、
下がる時があるからこそ、上がる時がくるもんですよ～( *´艸｀)
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